- 群馬文化355号 (2025年8月)
- 令和6年度(2025)地域研究会特集
藤岡の歴史的特性を再認識する
―牛田廃寺と浄法寺、高山社に関する新情報― -
趣旨・概要
参加記
芝田早希
「令和6年度地域研究会参加記」報告要旨
文挟健太郎
「ムラと歩んだ古代の寺 ―県指定史跡 牛田廃寺跡―」軽部達也
「高山社の養蚕改良 ―養蚕法「清温育」の確立背景と指導形態について―」群馬県地域文化研究協議会
「記念講演の開催とその後の経緯について」論文
前澤和之
「上野国の御馬貢上をめぐって ―飼育牧・路程・駒牽―」飯塚聡
「歴代の拠点施設に見る「歴史的防災立地」とこれからの文化財防災」新刊紹介
巻島隆著『飛脚は何を運んだのか ―江戸街道輸送網』(藤井茂樹)
総会報告
会告
令和七年度地域研究大会の開催事務局だより
口絵
小堀高広
「亀田鵬斎 書 屏風 ―群馬県立歴史博物館蔵品資料No. 156―」
アーカイブ
2025年度地域研究会大会「嬬恋村を盛り上げる多彩な文化財と地域の人々」を開催します
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2025年10月5日(日)
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2025年度 地域研究会大会
嬬恋村を盛り上げる多彩な文化財と地域の人々◆日時:2025年10月5日(日) 13:00~16:30 (受付12:30~)
◆会場:嬬恋村地域交流センター大会議室(吾妻郡嬬恋村鎌原494-45)
※嬬恋郷土資料館北側駐車場向かい
◆主催:群馬県地域文化研究協議会
◆共催:嬬恋村教育委員会、共愛学園前橋国際大学
◆後援:6機関・団体を予定
◆参加者:定員70名(事前申し込み不要、会員外も参加可、直接会場へお越しください)
◆資料代:300円
◆内容挨拶・趣旨説明 13:00~13:10
研究報告1 13:10~13:50
関俊明 氏(嬬恋郷土資料館 館長)
「文化財保存活用を通して考える嬬恋村のこれから」研究報告2 13:50〜14:30
下谷通 氏 (嬬恋村文化財保護審議会)
「地域としての嬬恋村の成り立ち」座談会 14:35~15:05
関俊明氏、下谷通氏、進行:深澤敦仁氏文化財見学会
Aコース 嬬恋郷土資料館内及び旧鎌原村の「天明三年」の伝承ポイントの見学(定員上限なし)
※当日、館内では「令和7年度企画展 鎌原発掘・50年」が開催中。
解説:嬬恋郷土資料館ボランティアガイドの皆さんBコース 天明大笹温泉引湯道跡の見学(定員20名、希望者多数の場合は抽選)
解説:嬬恋郷土資料館 館長 関俊明氏
記念講演の開催とその後の経緯について
令和7年(2025)3月9日に藤岡市総合学習センターで開催した、群馬県地域文化研究協議会令和6年度地域研究会では、記念講演として塩澤寛樹様による「浄法寺地蔵菩薩像と群馬の仏像」を行いました。演題の浄法寺本堂安置の地蔵菩薩立像は、近年行われた仏師守谷智眞様による修復と塩澤様の鑑定により、平安時代後期の作であることが判明しました。講演では守谷様の慧眼による功績を紹介した上で、その意義を軸として、平安時代後期の仏像の特色や、群馬県内の仏像調査の現況と今後への期待が述べられました。
この講演の後、守谷様から塩澤様に宛てて、使用した写真などは許諾を経ておらず、出典の明示を欠いているなど、著作権を侵害する行為である旨を指摘する文書が寄せられました。塩澤様と当会では一連の指摘を真摯に受け止め、著作権者である守谷様の名誉回復に努めることといたしました。
その措置として、受講者および関係者の皆様に向けて、令和7年8月31日発行の会誌『群馬文化』355号に講演者である塩澤様による事情の説明とお詫び、主催者である当会会長のお詫びと自戒の表明を掲載することにしました。また、これと同じ文面を当会のホームページおよびX(旧ツイッター)にも掲示して周知を図ることとします。
□お詫びおよび著作権者の名誉回復
2025年3月9日に藤岡市総合学習センターで行われた、群馬県地域文化研究協議会令和6年度地域研究会において、塩澤が行った講演「浄法寺地蔵菩薩像と群馬の仏像」に際して、当方は浄法寺地蔵菩薩像修復過程における守谷智眞氏の慧眼と功績について述べたものの、著作権者である守谷智眞氏の許諾を得ることなく、浄法寺地蔵菩薩像の写真及びデータを使用しました。
この点についてお詫びし、著作権者名誉回復のため、以下のとおり出典を明示します。
出典元:「浄法寺様所蔵 地蔵菩薩像 修復過程」掲載の写真
「浄法寺様所蔵 地蔵菩薩像仏頭について」所載のデータ
守谷智眞氏提供の出力画像
塩澤寛樹
□主催者のお詫びおよび自戒の表明
この度の記念講演とそれに伴う資料作成では、出典元の明示を欠くなど著作権者である守谷智眞様への配慮を怠る事態を招きました。当会の著作権に対する認識の欠如に外ならず、主催者として関係の皆様に深くお詫び申し上げます。これを貴重な機会とし、今後の活動に活かしていく所存です。
群馬県地域文化研究協議会
会長 前澤和之
第99回民衆思想研究会開催のご案内
2025年8月30日と31日に、第99回民衆思想研究会が開催されます。
当会も後援団体として協力しており、研究報告の担当者やホスト県の世話人として会員が携わっております。
民衆の間で生まれた考え方や、その考え方をめぐる人々の活動や交流に興味・関心のある方は、ぜひご参加ください。
なお、本研究会は事前申込制となっておりますので、参加を希望される方はリンク先のフォームよりお申し込みをお願いいたします。
期日:2025年8月30日(土)・31日(日)
会場:群馬県立女子大学 2号館 第1講義室 & オンライン
→キャンパスマップ|群馬県立女子大学
→交通アクセス|群馬県立女子大学
→路線バス時刻表|群馬県立女子大学
8月30日(土) 研究会〈事前申込制〉 13:00~16:00
報告1 13:10~14:10 篠原佑典氏「東国天台談議所間の交流と都鄙関係」
報告2 14:10~15:10 小嶋圭氏「安中藩領の非合法訴願と法意識 ―城付領・飛地領の比較を通じて―」
報告3 15:20~16:20 大野秀彰氏「逆賊と忠良のあいだ ―近代群馬の郷土史研究界隈における小栗忠順の評価軸―」
8月31日(日) 巡見〈事前申込制〉 8:15~18:00
集合 8:15 高崎駅東口・ヤマダ電機前
出発 8:30 貸切バス
見学地 東善寺(高崎市)/中之条町六合赤岩重要伝統的建造物群保存地区/重監房資料館(草津町・国立療養所栗生楽泉園)/長野原町やんば天明泥流ミュージアム
定員 30名(申込数が定員を超えた場合は抽選)
各参加費
研究会 500円
懇親会 6000円
巡見 6000円(予定)
※オンライン参加の方は研究会参加費は無料です。
※巡見参加費は参加人数によって価格が変動する場合があります。
※原則として第1日研究会受付時にすべての参加費を集金します。
申込方法
以下のURLより申込フォームにアクセスし、期限までに必要事項を入力して参加登録を行ってください。申込期限は7月31日までです。
→参加申し込みフォームURL(https://forms.gle/WMvYiSkr7MYnihaT9)
※キャンセルならびにお問い合わせについては、99minsiso@gmail.comまでご連絡をお願いいたします。なお、キャンセルされる場合は研究会・懇親会・巡見とも8月20日までとし、それ以降のキャンセルについては各参加費をいただく場合がありますので、ご了承ください。
群馬県立女子大学群馬学センターシンポジウム「学校様の時代―村や町の近世・近代―」開催のご案内
2025年7月12日、群馬県立女子大学群馬学センター主催の第47回群馬学連続シンポジウム「学校様の時代―村や町の近世・近代―」が開催されます。
当会も後援団体として協力しており、講演報告の担当者やコーディネーターとして会員が携わっております。
近世から近代にかけて、民衆の手で作られていった郷学に興味・関心のある方は、ぜひご参加ください。
期日:2024年7月12日(土)
会場:群馬県立女子大学講堂
研究大会「《シリーズ『ぐんま塩鉄酒論』vol2》 群馬の酒造と酒をめぐる歴史について考える」を開催します
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◆日時:2025年6月15日(日) 11:00~16:50 (午前:総会、午後研究大会)
◆会場:共愛学園前橋国際大学5号館5101号教室(前橋市小屋原町1154-4)
◆主催:群馬県地域文化研究協議会
◆共催:共愛学園前橋国際大学
◆後援:群馬県、群馬県教育委員会、(公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団、群馬歴史民俗研究会、群馬歴史資料継承ネットワーク、(一財)群馬地域文化振興会
◆参加者:先着100名(事前申し込み不要、会員外も参加可)
◆資料代:300円
◆内容
Ⅰ 令和7年度総会 11:00〜12:00
(本会会員のみ)Ⅱ 令和7年度研究大会
開会 挨拶・趣旨説明 13:00~13:10
特別講演 13:10~13:40
土田祐士 氏(土田酒造株式会社代表取締役)
「日本酒の造りについて」研究報告 14:00〜15:40
三舟隆之 氏 (立教大学文学部特任教授)
「日本古代の酒造の諸問題とその再現への試み」佐藤孝之 氏 (東京大学名誉教授)
「酒と「酒狂」の江戸時代 ―上州の事例を中心に」Ⅲシンポジウム「群馬の酒造と酒をめぐる歴史について考える」 15:45~16:45
パネラー:土田祐士氏、三舟隆之氏、佐藤孝之氏、飯塚聡氏
司会:深澤敦仁氏閉会 16:45~16:50
*内容・日程の一部に変更が生じる場合があります。
*会場周辺には飲食店が少ないため、参加される方は事前に昼食等を各自ご用意ください。
*チラシはこちらからご確認ください。
『群馬文化』354号を刊行しました
機関誌『群馬文化』の354号を刊行いたしました。
収録している論文等についてはこちらのページからご確認ください。
研究大会「藤岡の歴史的特性を再認識する ―牛田廃寺と浄法寺、高山社に関する新情報―」を開催します
◆日時:2025年3月9日(日) 13:00~17:00 (受付:12:30~)
◆開催方法:現地開催
※コロナウイルス感染対策 マスク着用・手指消毒などにご協力ください。
※チラシはこちらからご覧いただけます。
◆主催:群馬県地域文化研究協議会
◆共催:藤岡市教育委員会、共愛学園前橋国際大学
◆後援:群馬県、群馬県教育委員会、(公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団、(一財)群馬地域文化振興会、群馬歴史民俗研究会、群馬県歴史資料継承ネットワーク
◆会場:藤岡市総合学習センター 南棟4階 学習室南403(藤岡市藤岡1485)
◆参加者:本会会員、一般の方
※事前予約は不要です。直接会場へお越しください。
◆資料代:300円
◆内容
Ⅰ 記念講演 13:00〜13:50
塩澤 寛樹 氏 (群馬県立女子大学 学長)
「浄法寺地蔵菩薩像と群馬の仏像」
Ⅱ研究報告 14:00〜15:00
文挾 健太郎 氏 (藤岡市教育委員会文化財保護課)
「ムラと歩んだ古代の寺 —県指定史跡藤岡市牛田廃寺跡−」
軽部 達也 氏 (藤岡市教育委員会文化財保護課)
「高山社の養蚕改良」
Ⅲ文化財見学 15:30~17:00
浄法寺(藤岡市浄法寺1093)
解説:浄法寺住職 緑野 智彦 氏
*会場周辺には飲食店が少ないため、参加される方は事前に昼食等を各自ご用意ください。
*当日は藤岡歴史館にて「ムラと歩んだ古代の寺-牛田廃寺の時代-」が開催中です(入場無料/開館9:30~17:00)。また、高崎市にて上野三碑の一般公開を行っています。研究会とあわせてぜひご覧ください。
『群馬文化』353号を刊行しました
機関誌『群馬文化』の353号を刊行いたしました。
収録している論文等についてはこちらのページからご確認ください。
『群馬文化』352号を刊行しました
機関誌『群馬文化』の352号を刊行いたしました。
収録している論文等についてはこちらのページからご確認ください。