群馬県地域文化研究協議会 会長交代のご挨拶

去る令和8年6月6日、群馬県地域文化研究協議会は令和8年度の総会にて役員改選を行い、第6代会長として中村光一教授 (上武大学)を選出いたしました。
会長交代に伴い、前澤和之前会長、中村新会長よりご挨拶を申し上げます。

当会は、今後も歴史学・考古学・民俗学・地理学などの調査・研究を通して、地域文化の振興や発展に資する活動に努めていく所存です。
これまで同様、皆様のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

退任に当たって

前澤 和之

この度の令和8年度総会をもって、平成30年度より4期8年間にわたり務めた会長を退任いたしました。

振り返ってみると、当時の会長であった宮崎俊弥様より後任候補への打診を受け、思いもしなかったことであり、性格からしても適任ではないと考え固辞しました。しかし、会を取り巻く諸般の状況の説明を受け、当面の繋ぎの役回りとしてとの思いで承諾するに至りました。そして、総会での承認を得て第5代会長に就くとともに、事務所の県立文書館からの全面撤収や共愛学園前橋国際大学との協約締結など、今後の会の運営の形を決める仕事への取り組みが始まりました。また、会誌『群馬文化』の定期発行を維持する必要から、実務に不案内なまま1年間3号分の編集担当に加わることになりました。そうした諸事を通して、運営に当たる役員と常任委員の方々の平生からのご苦労が身に染みてわかり、改めて少しでも会の役に立たなくてはとの思いを強めた次第です。

こうした就任当初の事態が一段落したところで、世界的なコロナウイルス感染禍に遭遇し、集会形式で行っていた総会・研究大会と地域研究会の中止、委員会や会合のオンライン化など、代替策を講じる必要に迫られました。それによるホームページの開設、研究委員会・編集委員会での代表の設置、定例役員会の開催などは、現在の会運営にも引き継がれています。毎年度の会運営と目前の課題への対処に追われているうちに、繋ぎ役としての目算は外れ、八年間が過ぎてしまったことを実感しています。

令和6年度にそれまで拮抗していた収支決算が、会員の減少と会費納入の悪化により赤字となり、また、会誌に掲載する投稿が少なく、年3回の定期発行が危ぶまれる状況となり、これの改善が喫緊の要務となりました。その中で迎えた会創設から70周年目に当たる本年、周年記念の事業を考えてはみたのですが、物心共にそれに向ける余裕が無く、実施は見送ることになりました。幸い会員のご理解と役員・委員のご尽力により、令和7年度には収支が拮抗するまでに回復し、会誌の発行も滞ることなく進められています。在任中、会の将来に向けた確かな展望を提示することができなかったことを、皆様にお詫び申し上げる次第です。

退任後の今期は、引き続き事務所 (会長宅または会長が指名する場所)運営を担当し、中村会長や会の運営と活動を支える役目を果たすとともに、今後の事務局体制の在り方を探ってまいります。長い間のご支援とご協力に心からの感謝を申し上げ、退任の挨拶といたします。

会長就任のご挨拶

中村 光一(てるかず)

このたび、6月6日(土)の本会総会におきまして第6代の会長を仰せつかりました中村でございます。本来であれば、総会の席で受諾のご挨拶を申し上げるべきところ、申し訳ないことに仕事の都合で総会終了後の研究会のさなかに会場に駆けつけることになったため、ホームページ上で一言ご挨拶を申し上げたいと存じます。

まずもって、これまで4期にわたって会長を務めてこられた前澤和之様に、これまでのご苦労に対して深甚なる感謝の意を表したいと存じます。前澤会長の8年の在任中にはいわゆる「コロナ禍」が国内外で起き、対面での研究会を開催することが困難となるなど、本会の活動の根幹に関わるような事態が生じることになりましたが、それを乗り越えることができたのは、ひとえに前澤会長の卓越した指導力と、会の運営に関する真摯な取組みがあったためと言えるでしょう。大変お疲れ様でございました。

さて私、17期から副会長を仰せつかり、宮崎俊弥現名誉会長のもとで4年、前澤会長のもとで8年、務めさせていただきました。私、現在の勤務校(上武大学)への着任を機に群馬に移り住むことになり、すでに33年を経てはおりますが、研究上の本来の守備範囲である古代はおろか、他の時代についてまだまだ地域史の勉強不足を痛感することが多々あり、さらに先任のお二人の会長の謦咳に接してその手腕をそばで見させていただき、「会長など到底その器に非ず」との思いを抱いておりました。

今回就任の打診をいただきまして、私、当初は固辞いたしましたが、これまで本会からいただいた学恩を少しでもお返しすることができたらと、非力ながら承ったというのが正直な気持ちでございます。

そのようなわけで、「はたして私で務まるだろうか」と自問自答しながらの出発ではございますが、引き続き副会長 (編集委員代表兼務)を務めていただく藤井茂樹様、常任委員長を務めていただく飯塚聡様、新たに副会長に就いていただいた須藤聡様の役員の皆様、さらに続けて研究委員代表を務めていただく深澤敦仁様をはじめとした常任委員の皆様方のご協力をいただいて、会の発展に向けて微力ながら尽力させていただく所存です。

会員の皆様方におかれましては、これまで同様のご協力、ならびにご指導、ご鞭撻をお願い申し上げまして、はなはだ措辞ではございますがご挨拶とさせていただきます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

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